Lolitaコーデとは、主役となる一着を中心に組み立てる、トータルコーディネートのことです。通常はJSK(ジャンパースカート)、OP(ワンピース)、またはスカートを軸に、パニエ、ブラウスや襟元のデザイン、レッグウェア、靴、ヘッドアクセサリーを合わせ、全体のシルエットをひとつの装いにまとめます。初めてのコーデでは、まず主役の服を選び、その形や色、装飾のボリュームに合わせてほかのアイテムを決めましょう。

アクセサリーから選び始めると、一つひとつは素敵でも、ひとつのコーデとしてまとまらないことがあります。
主役の服を選ぶ
JSKはブラウスを合わせられ、襟や袖のデザインによって印象を変えられます。OPは一着で上半身の装いが決まります。スカートは組み合わせの自由度が高いぶん、ブラウスとウエストラインをどう見せるか、はっきり決めることが大切です。
選ぶ前に、現在掲載されている寸法を確認しましょう。バスト、ウエスト、着丈を自分のサイズと照らし合わせ、中に重ねる予定の服の厚みも考慮します。
スカートに合うパニエを選ぶ
スカートがAラインに広がるのか、丸みのあるベル型なのかを確認しましょう。服を別のシルエットに無理に変えるのではなく、その仕立てに沿って支えるパニエを選びます。
ボリュームと同じくらい、丈も重要です。パニエが短すぎると、裾より上に不自然な段差ができることがあります。長すぎると、ドレスの裾から見えてしまうことも。正面だけでなく、横や後ろからも組み合わせを確認しましょう。
襟元を整える
JSKに合わせるブラウスの襟は、襟ぐりの内側か周囲にすっきり収まるものを選びましょう。袖のボリュームは、肩ひもやスカートとのバランスを見ます。身頃の装飾が多い場合はシンプルなブラウスを、ドレスがすっきりしている場合は顔まわりに素材感や装飾のあるものを合わせるとよいでしょう。
OPでは、なんとなくネックレスやリボンを足さないようにしましょう。すでに仕上がっている襟元のデザインが、それだけで装いの見せ場になっている場合もあります。
足元までのラインを作る
レッグウェアは、ドレスと主張し合うものではなく、引き立てるものを選びましょう。細かな柄のプリントには、無地のソックスやタイツを合わせると落ち着きます。柄入りのレッグウェアは、モチーフの大きさや色がコーデ内の要素と呼応していると、よくなじみます。
靴は装いのフォーマル度や配色に合うだけでなく、当日の行動に対応できることも大切です。イベント前に履いて慣らしておきましょう。足が痛くなる靴では姿勢が変わり、せっかく考えたほかの着こなしも楽しみにくくなります。
バランスのよい大きさのヘッドアクセサリーを加える
ヘッドアクセサリーは、シルエットの上部を視覚的に仕上げる役割を持ちます。軽やかなコーデには、小さなリボンやコーム、長方形のヘッドドレスが合います。ボンネットや大きなリボンを合わせるなら、ドレスにもそれに見合う存在感があると、バランスが取れます。
鏡との距離を変えながら確認しましょう。近くで撮った写真では小さく見えるヘッドアクセサリーも、部屋の反対側から見ると、コーデ全体とちょうどよく釣り合うことがあります。
アクセサリーを絞り込む
基本のシルエットが整ってから、バッグ、ジュエリー、羽織りものを加えます。色やモチーフ、素材を意識して繰り返しましょう。今あるテーマを引き立てず、別のテーマを持ち込んでしまうアイテムは外します。
イベント前にコーデ一式を着てみる
座る、歩く、腕を上げるといった動作を試し、移動中に着る予定のコートやカーディガンも羽織ってみましょう。バッグがスカートに引っかからないか、ヘッドアクセサリーがずれないか、ドレスの下でブラウスがつっぱらないかを確認します。
初めてのLolitaコーデも、動いたときにきれいに着られることが大切です。定番アイテムをすべて、最大限に華やかに盛り込む必要はありません。目指すのは、頭から裾まで細やかに整え、主役の服を引き立てる装いです。